2018/06/18
3・11というと津波被害の印象が強いかも知れませんが、浦安周辺の埋め立て地と言われている所では、液状化現象が起こり、住宅が水浸しになってしまうという事態がありました。
水浸しになるだけではなく傾いてしまったり、地中の給排水管やガス管などが破壊されてしまうため、生活に必要なライフラインが寸断されました。今はほとんど復旧していますが、一軒家やマンションの場合にはリフォームも必要になってケースがとても多かったです。
大騒ぎになった液状化現象
千葉市、また千葉県浦安市周辺では、東日本大震災の時に液状化現象が起こりました。
自信によって地下の水がどんどん湧き出てしまうと言った現象で、バランス良く噛み合っていた砂粒は崩れて摩擦の力も失われますので、砂粒の周囲にある水分の水圧が上昇し、砂粒は浮遊状態となります。
これが液状化というもので、かなりいろいろな場所で起きていました。
この液状化現象によって、水道管が破裂してしまったり、ガス管なども破壊されてしまい、生活に必要なライフラインが経たれたり、さらにはトイレや入浴なども不便が生じて、大騒ぎになりました。
水や電気、ガスは大事なライフラインですし、それが寸断されてしまう事で家が無事であっても不便な状況がしばらく続きました。
埋立地であったり、地盤が緩いと言われている地域ですと、今後またこういった地震が起きた際に同じ事が起こる可能性もありますので、リフォームのことなどもきちんと考えていく事が大事です。
リフォームする時のポイント
液状化現象が起きてしまった際、ライフラインが寸断されるだけではなく、家の中でも被害が出てくることが有ります。
水が下から湧き出てくる事で、フローリングや畳なども水浸しになってしまったり、傾いてきたりという事があげられます。
こうなるぐらいだったら全壊した方が保険もおりるのにともらしてしまう方も実際多かったです。
ちなみに、今の建築技術ですと液状化した地盤に特殊な機械を使って家を持ち上げて、強度を上げて固定させ、元通りに戻すような方法があります。
この方法でリフォームを行えば元通りに使う事が出来るようになるのですが、場合によっては1000万円近くの費用が掛かる場合もありますので、かなりの出費となります。
もちろんそれぞれのケースによってその対策も変わってきますので、もし地盤が弱いと言われている所や、東日本大震災のときに液状化の被害が出ていた所でしたら、リフォームについても調べておく必要があるでしょう。